1回戦Aブロ
第四試合
ヘッシャーチーム VS 学部生たち
勝利者 (第三勢力:草壁一族)リョウ・クサカビ
決まり手 第三勢力カード
試合内容:ヘッシャーチーム(ヘスル、ヘスルス、ヘデル、へデ太、ヘスールス、ヘスルス、ヘシャイ、ヘッシャイ・ヘラッシャイ、ヘデスデス、テベスデス、羽村屁伊八(ぺいぱち)、有するプロ集団)を迎え打つは、当日4人の学部生たちで集まった、チーム学部生たち。誰もが理解できる「圧倒的実力差」。このカード程、予想のしやすい試合は無かった。この状況を予め想定していた草壁一族は、因縁のライバル(前大会の超・準優勝者)であるベイケン(米剣、ビッグ、ベイフィールドの混成三重奏チーム)への復讐を果たすため、超法規的手段である「第三勢力カード」によるほぼ無負担での準決勝進出を企んでいた。草壁一族は草壁宗一を大将とする国内屈指の実践派集団であるが、昨今の少子化による人材不足の為、大会優勝への省力化が至上命題となっていた。そこで偶然意気投合した詐欺師のクサカビ一族の提案に乗り、大会規程にありもしない「第三勢力カード」を利用する運びに。勿論、大会側はそんなカードの存在を誰も知らないので、レフェリーは受け付けない素ぶりであったが、ここは流石、詐欺師の中でも千種類の表情を持ち、俳優としても活躍しているクサカビ一族の広告塔、リョウ・クサカビによる「え、大会発足当初の先々代会長がご提案され、当初は純粋に大会の戦闘の質を売り出す事でブランドを上げ、後々に山椒的要素として取り入れる為に温めておこう、という流れになっていたこの『第三勢力カード』をご存知ないのですか?ちょっと今大会の、いえ、先代以前の責任者を!」といった表情を醸す事でレフェリーのメンタルを見事追い込み、カードの適用を実現する事に成功した。これに対し当然怒り心頭のプロ集団・ヘッシャーチームは、全員リョウ・クサカビに襲いかかったが、リョウの用意していた目前の大きな穴に例外なく全員落ちて再起不能となった。リョウ「このように、我々クサカビ、もとい、草壁一族は実力による勝ち上がりも当然容易である。しかし準決勝以上は本当に、本当に体力が試されることから、優勝候補チームにとって初戦~3回戦までの体力温存は非常にデリケートな問題である。そう思えない人たちは、一回準決勝まで出てみればいい。断言しよう。『1000人中1000人』が、私と同じ結論に達するであろう」。これに対し自動的敗者となった学部生の一人が「あなたは準決勝に出ていないのでは」と反論したが、これにはリョウが言うまでも無く、敗退したヘッシャーチーム、大会側、観客も含め「いやいや、(なんか若干鋭いトコついたみたいな語気してはりましたけど)そんな事は別に誰でも思いつく事ですし、なんか、、ねえw」といった空気で冷笑され、当該学部生と初めて応援に来ていたその彼女のみが著しく傷ついた(同時に後の超回復急成長に繋がる代償となったが!)。そのような試合となって、幕を、閉じた。(終)
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